ウイッグで支援・・・新聞に載りました

★ ウイッグで支援

「不安そうに暗い顔をして来られた方が、うれしそうに帰っていかれる。
やりがいのある仕事で、逆に元気をいただくこともあります」
こう話すのは豊見城市内でちょっと変わった、小さな美容室・理容室を夫婦で営む金城美和子さんだ。抗がん剤の副作用などで髪の毛が抜けた患者さんのため既製品のウイッグ(かつら)を販売。これを個々人の顔や好みに合わせてカットしている。

化学繊維ながら自然な髪の毛に近い品質で手ごろな価格、プライバシーを重んじた個室の仕切り、車いすでも利用できる店づくりなどが評判を呼び、主に口コミで客が増えた。離島や北部からもやって来るらしい。

 

毎週木曜日の健康面に掲載中の「闘病記」を担当したことがある。
がんを患った女性たちが、抗がん剤の副作用で髪の毛がごっそりと抜けた時のショックをよく書いていた。

脱毛という目に見える現実は、命にかかわる数値に等しいほど精神的ダメージが大きいことを知った。

それまで考えたこともないかつら探しをする戸惑いと心的負担は重いはず。その手助けをしているのが金城さんの仕事というわけだ。
十数年前に始めたが、客が増えたのはこの数年。乳がんや子宮がん、大腸がんなどが増加したから、という。

 

金城さんは「一年ほどたてば卒業して、通っていた元の美容室に戻っていかれます」と笑顔を見せる。つらい治療生活を送っている人たちの「生活の質」が向上する多様な支援が増えてほしいと願う。
                   (与那嶺一枝)

 

レオンカ・パートナーズ沖縄認定サロン

 

 

ウイッグの楽しさ素晴らしさをお客様にお伝えする

 【レオンカ・パートナーズサロン】レオンカウイッグ講習を終了されましたことを証します。Feather co.ltd